本日、東京都教育委員会の「小学校動物飼育推進校」
事業に関連して、南多摩支部管内の小学校を訪問して
来ました。
この事業は、年間を通して、様々な学年、飼育委員、
時には教職員を対象に、獣医師という専門的な立場から
動物飼育についてアドバイスすることで、学校と
獣医師(獣医師会)が連携して、生徒たちと動物飼育の
かかわりについて検討することを目的としています。
ここにはヤギとウサギが飼育されています。
内容については、担当獣医師と学校が話し合いで
テーマを決め、学校行事、学年ごとの授業の進行
状況等を加味して訪問日時等を決定しました。
今年度は以下のテーマで授業を行いました。
低学年では、ウサギとのふれあい、外見的な特徴
中学年では、動物の骨格(骨、筋肉、関節)について
高学年では、体の仕組みとはたらきについて
飼育委員では、ヤギについて(健康診断、衛生管理)
今年度最後の学校訪問は、6年生を対象に、理科の
時間を使って、人と動物の体の仕組みとはたらきに
ついて話をしてきました。
食べ物の消化と吸収、呼吸の仕組み、心臓と血液に
ついて等々、クイズも織り交ぜながら話をしてきました。
歯に関するクイズでは、犬は、ヒトやヤギよりも
歯の数が多いことに生徒たちは驚き、ヤギには胃が
4つあることに驚いていました。
質問コーナーでは、体内に吸収された養分の使い道、
血液の関すること、犬猫の病気のこと等、いろいろな
質問がありました。
今回の事業を通して、学校で飼育されている動物について
生徒達はもっと関心を持ってもらえればと思います。
関連サイト
東京都教育委員会
詳しくは稲城市、多摩市、日野市の
(公社)東京都獣医師会南多摩支部
(南多摩獣医師会)所属の動物病院
にご相談ください。